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知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

みた映画の感想

一ヶ月も前に観た映画なので内容がうろ覚えになっているが、ほんとうに忘れてしまうよりはその前に感想をメモしておくべきだと思う。

というわけで、このブログの目的どおり感想メモ。


サブウェイ・パニック(1974)

列車強盗と刑事の話。がんばれベアーズのあのおじさんが主役。愛嬌はそのまま。

映画は波乱の連続だ。パトカーとの連携は上手くいかず、乗客を残した列車は暴走し、死者は増え……と困難がわかりやすく展開する。面白かった。


ラストで、ロバート=ショウ演じる犯人グループリーダー・ブルーは自ら死を選ぶ。その死は凄惨だ。主人公はそれを見せられてびっくりしてしまう。

これに似たシーンがリドリー・スコット監督の「ブレードランナー」にある。

ブレードランナーは、人造人間と人間の戦いを描いた映画だ。

ラストは一対一の決闘。人造人間のリーダー・バッティは、その死に様を人間に見せつけるようにして雨に打たれ死んでいく。

彼らは観客である我々の死に対する価値観をすこし変えてしまう。彼らは魅力的なのだ。

ブレードランナーは1982年公開。もしかして、このころは一風変わった死が流行していたのかもしれない。そのうち調べる。


インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実(2010)

リーマン・ショックの暴露プロパガンダ映画。めちゃくちゃ面白かった。経済に対する知識がなくても理解できる。リーマン・ショックウォール街の中に明確に犯人が存在して、彼らは全く制裁を受けていないというのだ。

裁判官による質問を彼らはのらりくらりと避けつづける。そのようすは狂人だ。まるで第二次大戦後のナチス党員のようにみえた。

2006年のフランス映画「ナチ狩り ハンティング・ダウン・ナチス」では、制裁を受けていないナチス党員を追い詰めていく。追い詰める主人公はなんとドイツ人だ。インサイド・ジョブの監督・チャールズ=ファーガソンも、政治学の博士号を持つプロだ。つまり、当事者だ。

この二つの映画は、観客に対して明確なメッセージを伝えようとしている。「犯人たちは裁かれていない。我々は事実を正確に捉える必要がある。彼らと戦わなければ過ちはまた繰り返されてしまう」

といっても、軍事工学と金融工学は一般人に理解できないほど複雑だ。

金融商品の開発者はこう話す。「我々は橋のつぎに夢を作った。しかしそれは悪夢だった。扱う我々でさえ理解できないほど巨大な武器を作ってしまった」

映画を観終わって、理解しないと頭の良い人にころされるようでゾッとした。

いろいろな事をもっと知りたいと思った。