知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

妄想がうわーっとあの赤毛の偵察シーンで巡って泣いちゃった「マッドマックス 怒りのデス・ロード」2回め

 最近みた映画。
 
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
レインマン(1988)
第三の男(1949)
武器人間(2013)
Case Tape 347 (2006)
ロッキー・ホラー・ショー(1975)

 2回めの「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、1回めと泣くところが変わった。前は種のおばあさん関連で泣いちゃったけど、今回はニュークス関連が多い。泣いちゃったところで覚えているのは、「誰が世界を殺した?」って壁に書いてあるところと、
 
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 砂嵐の中で車が大破して花火になるところと、
 
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 木にウィンチをかけて泥から抜け出すところと、
 
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 罠の女が仲間を呼ぶ遠吠えをするところと、流砂で涙をあらわすところと、
 
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 赤毛が見張り役を買って出るところと、ニュークスの最期。圧倒されて涙が出た感じ。
 
 特に、赤毛が見張り役を買って出るところは、それまでお客さんのようだった彼らが、それぞれが役割を得てパーティの一員になるのでグッと来た。なんか、RPGのゲストキャラクターが正式なパーティメンバーになって、レベルが上がるようになったりステータスを見られるようになった感じ。非常にわくわくするし泣いちゃう。たぶんみんな何かに特化した成長をすると妄想。赤毛は視力メイン。金髪は感覚に優れているので占い師的な。途中逃げそうになった黒髪ロリフェイスは囮と伝令が上手だったので、特攻野郎Aチームのフェイスマンみたいな感じ。ミシェル・ロドリゲスっぽい短髪黒人ハーフは銃器に興味がありそうなのでバランスタイプかな、とか、こんな妄想がうわーっとあの赤毛の偵察シーンで巡って泣いちゃったってこと。
 
 ここはメタルマックス2グラップラー軍っぽくて最高だなあ。
 
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 ここも。僕がイメージしてたメタルマックス2のエルニニョの街とおんなじ。
 
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その3 エルニニョ 〜 ガルシア号ゲット: つーじーわいのBLOG

 
 それから、やっぱり、バイク集団がサーカスよろしく手榴弾を投げつけてくるところはすさまじく衝撃的。あのドラムがすごいテーマ曲が、劇中で初めてかかるところでもある(たぶん)。ほんとすごいよ。もうみていて身体がノッちゃって、貧乏揺すりがとまらなかったもん。ライブハウスで好きな曲がかかったときと同じ反応。まったく同じことだ。
 
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 ほんとに見せ方がすごいなと思ったのが、びよんびよん左右に振りながら攻撃してくるやつが出てくるところで、でかい車が大爆発するアクションシーン。ちゃんと位置関係に整合性があるので、ピタゴラスイッチのように、あるものがあるところにカチッとはまったときの快感がある。
 
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 どうしたって比喩が多くなっちゃう。だって、僕が今までみてきたすごいものの上位版が次々に出てくるから。「あれは前にみたあれのもっとすごいやつだ」って、頭の処理が追いつかないんだもん。
 
 いやあすごい。あと、種を受け継いだ女がラストで種をぱくぱく食べていたのは見間違いじゃなかった。ぼけーっと食べてるのがいいよね。可愛い。
 
 
 ある男が友達と倫理と想い人のあいだで悩む「第三の男」は、好き。光と陰影がかっこいい。そのおかげで抽象的な感じがあって良い。特定の状況に固定しておらず、普遍的な物語を持った映画だと思う。上手く言えないなあ。つまり桐島とかマッドマックスとかロッキーみたいな感じで、物語の原型を強く感じられる映画だって感じた。
 
 オーソン・ウェルズがスポットライトに照らされてにやっと笑うところはルパン三世っぽいな。それから、彼の最期は、追われるほうが何かを登っていて、追うほうが拳銃を持っている感じからして、ハートブルーに影響を与えていそう。でも第三の男のほうがぐっとくる。
 
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 第三の男フィルム・ノワールなんだよね、たぶん。だったらフィルム・ノワール好きかも。ああいうノワールな感じは良いなあ。他にもいろいろみてみよう。
 
 
 ナチの秘密工場に迷い込んでしまうお化け屋敷映画「武器人間」は大好き! 好き好き。博士がかっこいい。レクター博士より好き。さじで脳みその量を微調整するとか、いい加減なところがあるのが良いと思う。
 
 蚊の武器人間がスーッと上から降りてくるところが特に好き。「あれ、何か上から来たよね!?」ってしばらく思ってたら「やっぱりいたーー!!」って感じがほんと好き。
 
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 一般評価で、カメラワークと演出がだめっていうのがあるのを知っているけど、そんなこと無いと思う。ちゃんとしてるよ。ダストシュートに落ちたあとのカメラの向きが素晴らしいし、POVに付き物の野暮な「なぜ逃げながらカメラを回せるんだ」ってツッコミも、それは彼が撮影を目的としているからで、そのうえ階級の高い軍人だからそのへんの意識が高いんだよきっと。それに、ラストでのび太へカメラが渡ったあとは撮影が途切れている。それは、のび太の意識が低いからです。
 
 ちなみに武器人間の日本語吹き替え版は新旧ドラえもんキャストがドラえもん以外勢揃いしていて楽しい。新ジャイアンの人、初めてジャイアンの声を聴いたとき彼は確か17歳で、声はたてかべ和也と似ているけど下手だなあと思ったことを思い出すけど、とても演技が上手くなっていて驚いた。のび太の「なんで?」も可愛くてよかったな。まさかあんなことになるとは。
 
 途中、もしかして撮影者が黒幕なんじゃないのと思った(なぜなら彼は博士を天才だと褒めている)けれど、すぐにツイストがかかって「あっそうなのか」となるのが気持ちよかった。僕が遅れてるんだろうけど、僕のちょっと先を行ってくれる感じがとても好き。「観客は常にミステリを解こうとするものだ」ってヒッチコックの言葉はほんとそうだなあと思う。
 
 
 ロッキー・ホラー・ショーは白黒バージョンがいい感じ。time warp againのところでカラーになるのはオズの魔法使い狙いなんだろうけど、全部カラーのほうが好きだな。
 
 それにしても、ロッキーが歌う「ダモクレスの剣」のシャララララthat ain't no crimeは何度見てもぐっとくるなあ。大好き。
 
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