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知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

敵から棒でめった打ちにされたジャッキーが「ハヤヤヤヤッ……!!」って叫ぶ「シティーハンター」

 最近みた映画。

Just One of the Girls(1993)
ロード・オブ・ザ・リング(2001)
アイアン・ソルジャー(2014)
ベイマックス(2014)
ゴーン・ガール(2014)
キートンの鍛冶屋(1922)
ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008)
ネットワーク(1976)
コナン・ザ・グレート(1982)
平成狸合戦ぽんぽこ(1994)
ミニオンズ(2015)
怪盗グルーのミニオン危機一発(2013)
怪盗グルーの月泥棒(2010)


 不良に目をつけられてしまった少年が、その目をかいくぐるために女装して学校に通う学園もの「Just One of the Girls」。主演のコリー・ハイムが、愛嬌があって可愛らしい。当時のアイドルだったそう。でも、今から数年前に、薬物の過剰摂取で死んじゃってるみたい。
 
 ヒロインのニコール・エガートが可愛くて○。そしてなにより、不良役のキャメロン・バンクロフトが良かった。怖いけど、抗えない魅力が良く出てる。映画後半での、コメディ演技も楽しい。コリー・ハイムの唇を奪うシーンは見ていて「きゃー」ってなっちゃったよ。突然のことに戸惑ったコリー・ハイムが、とっさに拒絶して顔を背けて、指の甲を唇に当てるしぐさが名演技だと思いました。可愛いです。
 
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 軍人の女性が、故郷での子育てと戦地での任務との二重生活に悩む「アイアン・ソルジャー」。映画内での唯一の狂人であるブッチャー軍曹をはじめ、登場人物たちの描き方が好み。こういう人いるいるという感じ。みんな別に悪い人ではないが、良い人でもない、というのがしっかり描けていたように思います。夫の再婚相手の女も、胸元の開いた服を常に身につけていたり、悪意なく色気を振りまく雰囲気がきちんと描かれていて怖い。

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 この画の、スポーツで選手が「反則してないよ」って手を挙げるときのような動作もいい感じ。

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 主人公が、酒場に子連れで男とデートするシーンも、こんなところに子供連れて来て大丈夫なの、と思って見ていると、酒場の雰囲気を子供が楽しんでる画が挿入されて、「ああよかった」となる。しかし、直後に人気のないトイレ近くで主人公たちがキスを始めて、「うわあ酔っぱらいだ」と、彼らにがっかりする。映画の作りではなく、登場人物の行動にがっかりできるのは、映画がとても現実っぽく描かれているからだと思った。こういう現実っぽさが見たくて映画を見てるところって、とてもある。

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 親が恥ずかしいと思っている何かを、子供が屈託なく受け入れてくれる展開は、ドラァグクイーンが頑張る映画「プリシラ」の後半にもあったけど、ぐっとくるよね。

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 少年が優しい心と仲間を手に入れるCGアニメ映画「ベイマックス」。楽しい。高橋ヨシキがニッポンダンディか何かで、「勉強することをポジティブで格好良く猫写しているのは、観客の子供達に与える影響として良い」と言っていた。そうだなと思う。
 
 特にぐっときたシーンがふたつ。ベイマックスに内蔵されたお兄ちゃんの記録映像をみるシーンと、四次元空間でベイマックスと主人公の距離が離れていくシーン。あのような、自分が大事だと思っている人と自分との繋がりが実感できたけれども、もうその人と会話することはできない、というシーンは、どうしたってじーんとしちゃうよね。
 
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 テレビ業界を描いた社会派コメディ「ネットワーク」。高橋ヨシキのラジオ番組で特集されていたので鑑賞。登場人物たちが全員、「他人はあくまで脇役であって、何よりも自分が大好き」として登場していく。悪辣で楽しい。
 
 狂ったニュースキャスターに説教する、会長の見た目がデーモンっぽい。「怪盗グルーの月泥棒」の金貸し業者(声優がラオウ内海賢二)とそっくり。
 
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 若いシュワちゃんの肉体美の映画「コナン・ザ・グレート」。シュワちゃんの筋肉が見られる。うつくしい。巨大な木製の手押し歯車みたいのを、少年がずっと回し続けて長い年月が経ったら、やがて彼はシュワちゃんになっていたというモンタージュはとても好きです。納得。
 
 特に非常に好みな展開だったのが、シュワちゃんが奴隷商人から解放される理由。モノローグでこのように語られる。「商人がコナンをなぜ手放したのかはわからないが――とにかく彼は自由の身を手に入れた」。これでよし。ご都合主義の用法が、極めて巧みだなと思う。だって、解放されるまでのコナンの人生は、常に理不尽な出来事に翻弄されてきたのだから。解放された理由もまた理不尽なのだ。神話や民話に登場する人物の考えていることは、このぐらい不明なほうが萌えるよねと思う。もちろん、全部の物語がそうではないよ。
 
 
 
 ミニオンズ三部作はとても楽しい! ほんとうに! ちなみに、ミニオンは英語で手下って意味らしいよ。ミニオン達の、本当にバカな感じがたまらなく好き! これまで見てきたどのキャラクターよりも好き。ベスト。1位です。面白半分で相手をおちょくってるんだけど、憎めない感じ。可愛い。僕もああなりたい。
 
 それから、僕にとって大発見があった! それは第一作の、主人公がこれまでの価値観を大切にしつつさらに新しい大切なものを見つけて付け加えるまでの物語「怪盗グルーの月泥棒」。それの、主人公が玄関ごしに訪問客を立ち退かせるシーンであげる叫び声。主人公はドアにくっついていたのだろう。そのドアを蹴られて、思わず「アウーッ!!」って叫ぶ。鶴瓶さんの吹き替えなんだけど。その声が本当に好きです。
 
 ジャッキー版シティーハンター映画「シティーハンター」でも、同じ分類の声があがるシーンがある。ラストのコミカルな決闘で、敵から棒でめった打ちにされたジャッキーが「ハヤヤヤヤッ……!!」って叫ぶ。

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 このおもしろな感じ、たまらなく好きです……! こういう面白い声、他にもないかなあ。キートンの動きがそれに近い感じがあるんだけど、キートン無声映画なので、こういう面白い声の系譜ではない気がする。古いコメディ俳優でアボット&コステロという人たちがいたらしく、もしかしてあなた達なのでは、と期待してる。そのうち見る。
 
 こういうおもしろな感じの、僕にとっての原点はジャッキー版シティーハンターで間違いなかった。そのあたりの系譜をゆっくり探すのが今ちょっと楽しい。