知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

自分の敏感なところが侵食されていく感じが体験できて、とても気持ち悪くて楽しい「エクソシスト2」

 最近みた映画。
 
エクソシスト2(1977)
エミリー・ローズ(2005)

1408号室(2007)
ポゼッション(2012)
サイレント・ヒル(2006)
ドラえもん のび太ドラビアンナイト(1991)
Selfie from Hell(2015)
 
 
 
 悪魔退治で神父が頑張る「エクソシスト2」。面白かった。このシーン怖い。音と光が。深層に進むにつれて発光が遅くなり、音が低くなっていく。みていて、自分の敏感なところが侵食されていく感じが体験できて、とても気持ち悪くて楽しい。
 
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 この機械、なんだろ? エクソシスト2wikipediaのプロットの項に、a "synchronizer" - a biofeedback deviceって書いてあった。バイオフィードバックとは? 体内状態を計測して表示する技術のことらしい。映画ではSFの機械として登場するけれど、バイオフィードバックと言われると、なるほどそれっぽくて楽しい。
 

In an attempt to plumb her memories of the exorcism, specifically the circumstances in which Merrin died, Dr. Tuskin hypnotizes the girl, to whom she is linked by a "synchronizer" - a biofeedback device used by two people to synchronize their brainwaves.

Exorcist II: The Heretic - Wikipedia, the free encyclopedia

意識にのぼらない情報を工学的な手段によって意識上にフィードバックすることにより,体内状態を意識的に調節することを可能とする技術や現象を総称して"バイオフィードバック"とよびます。

日本バイオフィードバック学会 - 学会のご紹介

 
 
 バッタが重要。おとなしいバッタが、お互いの身体をこすり合わせることをきっかけにして、土地を荒らす凶暴なバッタに変化してしまう、ということが映画内で語られる。あ、バッタ博士の人が言ってたやつだ! って思った。
 
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相変異は生物学の専門用語で、要は変身のこと。人間でいう「人相」のようにサバクトビバッタにも「相」があり、育つ環境が影響する。エサが豊富で周りに他個体がいない環境でのんびり育つと、お互いを避け合うおとなしい「孤独相」になる。一方、エサが乏しく多くのバッタが1カ所に余儀なく集まり、他個体とぶつかり合いながら育つと、群れることを好む獰猛な「群生相」となる。性格だけではなく、見た目もまるで異なる。

こんなにありますバッタの謎 バッタ博士の「今週のひと工夫」【第12回】:PRESIDENT Online - プレジデント

 
 
 
 神父が大変な目に遭った実話を元にした「エミリー・ローズ」。面白かった。姉と鑑賞。姉が、「このあとのエミリーのポーズ大好き!」というので、にこにこして期待していたら、期待以上のポーズでエミリーが現れて、うわー嬉しい、と思って、すぐ一時停止して、拍手して喜んだ。女優さんがガチガチに硬直していて不気味。
 
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 関節も不自然に見える。でも、姉が挑戦してみると、わりと同じ体勢になれたので、CGではないと思う。人間の身体って思ったより反ることができるんだなとわかった。(楽しかったので、映画と同じ構図で写真を撮って二人で分けた。映画のエミリーは無表情だったが、姉は笑顔だった)
 
 
 
 悪魔を封じた箱があるという「ポゼッション」。劇伴が現代音楽っぽい太鼓とかを多用するので、聞いていてどういう気持ちになれば良いのかわからないことが多い。でも、劇伴が変であることは、僕にとってその映画に可愛らしさを感じるポイントであるらしい、ということがわかった。それに、悪魔に憑依される少女の顔や仕草が僕の姪っ子と似ていて可愛い。
 
 家族の食事シーンで、長女が他愛のない話をまくし立てるのが良い。ここは「様子のおかしい次女を父親が怪しんでいる」シーンなので、長女の声がサスペンスを盛り上げている(心臓音とかと同じ)。ここは効果音が上手。
 
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 悪魔がガラス片を撒いて、そこを裸足の登場人物が痛そうに歩く。エミリー・ローズでも似たようなシチュエーションがあったように思う。ホラー映画のクリシェの一つなのかな。他にも似たようなシーンのある映画を探すと楽しそう。ガラスがパキリと音を立てて人物(大体が女性な気がする)が声を殺して痛がるところとかあるある。
 
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 youtubeで公開されているショート・フィルム「Selfie from Hell」。1分41秒の短篇。好き。最後まで見ると、怪奇現象のロジックが理解できる、という後味は、怪談新耳袋の水辺の写真と似ている。カチリとはまる後味って楽しい。
 www.youtube.com