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知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

チャーリーズ・エンジェルやREDと、古いボンド映画を、同じくくりに僕は考えていたけど、ひょっとして違うのかな「007 ゴールドフィンガー」

 最近みた映画。
 
チャーリーズ・エンジェル(2000)
RED(2010)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)
REDリターンズ(2013)
007 ゴールドフィンガー(1964)

イングロリアス・バスターズ(2009)
アラジン(1992)
トラック野郎・御意見無用(1975)
 
 
 にこにこ見られる健康的なお色気アクション「チャーリーズ・エンジェル」。楽しい。見始めて、アバンタイトル長回し撮影のおかげで臨場感があって、エンジェル達の初登場シーンで、にこにこしてるエンジェル達に向かっておじさんが「お前たちは誰なんだ! いったい何者だ!」って連呼してて、「期待を煽るなあ、僕もそう思う、良い感じだなあ」と思ってたら、3人のシルエットがピョコピョコ下から出てきて、この映画は遊園地みたいに楽しいと思った。
 
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 で、この「ヤーッ」ってジャンプでやられた。特に、真ん中のドリュー・バリモアの二の腕がビヨンってなった末の間抜けなポーズが愛らしい。
 
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 公開当時に子供だった僕は、3人をそんなに綺麗だと思っていなかった。マトリックス風アクションってださいなーとかいう印象。でも、今みてみると3人がとても可愛い。驚く。がつんがつん魅力が伝わってくる。
 
 僕にどういう心境の変化があったんだろう? いま僕の年齢が20代後半だから、3人が、同年代の人たちとして見られるようになったのかな。考えてみると、この映画での3人は、大人のお姉さんというよりはガール・ネクスト・ドアだ。
 
 キャメロン・ディアスは、笑顔がものすごく魅力的。釣られてこっちも笑顔になっちゃう感じ。
 
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 ドリュー・バリモアは、喜怒哀楽が素直に表情にあらわれて楽しい。監督のマックGが「彼女は古風な顔をしてるよね」ってオーディオ・コメンタリーで言ってた。そう言われてみると、キートンの映画のヒロイン全般によく似てる。たとえば、サイレント時代のアクション活劇「キートンの大列車強盗」のマリオン・マックさんとか。
 
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 ルーシー・リューは、普段はツンツンしてるんだけど、気の許す人に対しては人懐っこい笑顔を見せてくれて、なんかとても友達になりたくなる。そうか、ツンデレかわかりましたなるほど。ルーシー・リューの魅力に気づかせてくれてありがとうございます。
 
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 3人とも、とても楽しげで明るくキャピキャピ健康的で、この車のショットの直後に、3人の魅力に当てられて口を開けて呆けてる青年の表情が挿入されるんだけど、ああわかるわかると思った。たぶん、平凡な僕みたいなのが、仲良くなりたいんだけど声をかけられなくて、勇気を出して声をかけたら「いいわよ!」とか笑って仲良くしてくれそうな期待感があるんだな。カリスマだ。
 
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 そして、カリスマだなってふつうに実感できるように映画を撮っているマックGさんはすごいんだなと思う。オーディオ・コメンタリーで、「海で遊んで笑ってる感じなんだよねー」とかマックGが話してて、素晴らしい後味だなあと思った。素晴らしい映画でした。
 
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 ブルース・ウィリス主演の超人アクション潜入もの「RED」。楽しい。展開が次へ進むときに、常に新しい土地へ場面が移って、そのときに必ず絵はがきが登場するのが、昔の日本映画の観光要素みたいで楽しい。
 
 
 何かの映画の話題のときに姉が、REDの降り方がどうのこうのと言って、何それ? って言ったら、これだよって見せてくれた。
 
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 「REDの降り方」とは、「現実ではありえないほど突飛だけど見た目が面白いから大丈夫な解決方法」、という意味らしい。類語で、「ワイルド・スピードの戦車にビョーンって助けにいくやつ」も同じ意味でつかえる。
 
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 主人公のブルース・ウィリスを追い詰めるCIA捜査官が、すごい怖い顔。プリズン・ブレイクの主役の人を、よりミリタリーっぽく加工した感じ。よくこんな顔の人を見つけてきたな、と思う。演じているのはカール・アーバンさん。撮影当時38歳。若くみえる。映画での役柄が、引退したOBの無茶に振り回される若手、という感じだったので、30歳くらいの若手の俳優さんなのかなー、と思ってた。
 
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 REDといえば、以前、こういうツイートをみかけた。数年前に僕がこのブログで書いた記事が引用されてる。
 


 
 
 フライパンの上に弾薬をおいて時間差で爆発・発砲させるシーンはここ。あ、あのツイートはこのシーンのことだったのかあ、と思った。
 
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 僕が調べたときの結論は、「銃弾を炙って暴発させることはできないことはない(焚き火で銃弾を熱すると、100発中15~16発が暴発、オーブンならほぼ全弾)。その場合、飛び出す弾丸の初速は、噴射ガスが拡散するため5J程度。5Jは、オーブンのガラスを貫通しない程度の威力。薬莢破裂が危険」という感じだった。
 
 このシーンでは、フライパンが揺れて、缶が倒れて、粉袋が破けてる。たぶん、薬莢破裂でこのくらいのことは起こりそう。このシーンは、「暴発に伴う閃光によって、戦闘が始まったと敵に誤認させること」なので、このシーンは正しいと思う。この弾丸で人が撃ちぬかれて死ぬとかだったらウソだけど、そうじゃないので(銃口を通さずにマズルフラッシュが発生するかどうかは知らない)。
 
 
 ジョン・マルコビッチがずっとあほな顔をしていて可愛い。ほっとする顔。
 
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 特に大好きだったのが、ラストのジョン・マルコビッチの銃撃。「えっ!!!」ってなって、「なーんちゃって」と言われた。そうだよね、この映画はそういうのを茶化す映画だよねと、心の底から合点がいく。素晴らしいと思った。
 
 
 続編の「REDリターンズ」も楽しい。ジョン・マルコビッチは相変わらず可愛いし、さらにアンソニー・ホプキンスも可愛い。愛嬌のあるお年寄りが揃って演技合戦をしていて、お得な映画だなあと思う。
 
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 ちょっと残念だったのは、オチが弱いのと、ヒロイン役のメアリー=ルイーズ・パーカーの眉毛が似合ってないところ。ちょっと細すぎるのでは?
 
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 007の第3作「007 ゴールドフィンガー」。ファンに最も支持されている、ってジャケ裏に書いてた。が、チャーリーズ・エンジェルやREDのような楽しげな潜入ものを期待していたせいか、いまいち乗れず。
 
 印象の話になっちゃうけど、僕が乗れなかった、決定的な、チャーリーズ・エンジェルやREDと、ゴールドフィンガーの違いは、主人公の誠実さがあるかないかだと思う。チャーリーズ・エンジェルやREDの主人公たちは、自分の気持ちを上手く相手に伝えられずにアタフタするところがある。僕はそういう人を映画で見るのが好きなので、良いな、って思う。
 
 一方、ジェームズ・ボンドは、人に冷たい。敵の女がこちらに寝返った知らせを受けて、「母性本能が目覚めたな」って真顔でつぶやく。この人怖い! って思う。
 
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 この人怖い! って確か、僕の意見ではなくて誰かの受け売りだ。誰かが前に言ってたぞ。
 
 思い出したのは、以前、ラジオ番組での特集「宇多丸×町山智浩×高橋ヨシキのバイオレンス・トーク」で、「007 ムーンレイカー」についての話のときに、宇多丸が、子供の頃ボンドが暴力的で怖かったという話をしていた。007のこういうところを言っていたのかな。
 
 

宇多丸:小5とかだから。で、スター・ウォーズとかさ、そういうのを好きになって、映画館に観に行くようになって、それこそ007も、「私を愛したスパイ」はまだちょっと小さかったんですよ。で、「ムーンレイカー」を初めて映画館に見にいって、そしたらさ、ボンドが、要するに、自分が情報を得るために寝た敵の秘書みたいな女がいてさ、それをさ、ばれちゃって……
高橋ヨシキ:森に放して殺す。
宇多丸:森に、ドーベルマンかなんかがさ……
高橋:あれ、「O嬢の物語」のコリンヌ・クレリーがね、犬に食われるという名シーンがあって。
宇多丸:ああ、そうなんだ。で、その犬に食わせるじゃないですか。別にヒーローは、助けに来るでもなく、もう情報をゲットしたからイエイ、なんて。で、また別の女と寝たりするわけじゃないですか。
町山智浩:うんうん。
宇多丸:その、普通のヒーロー像、要するにさ、「何ていう! 何たる!」と思って。
高橋:え、でも、ボンドは女と寝るのが仕事だからしようがないよ。
宇多丸:子供なの。子供なの。
高橋:はい。
宇多丸:で、あと、ボンドが遠心力の機械にかけられて……
高橋:ああ、ぐるぐる回るとこ。
宇多丸:顔がプクーって。そのさ、何て言うの。格好いいヒーローの顔がプクーって言うのはさ、もうそこまでいっちゃうの!? みたいな感じ。あと、人殺すときにひと冗談言うとかさ。とにかくその、「ボンドという奴!」みたいなのがさ、ものすごい怖いと思ってさ。この人怖い、みたいな。
町山:ああ。
宇多丸:だからちょっと軽くね。で、ムーンレイカー見て、なんか大人の映画を見た気がするよ、みたいな。
高橋:えっ、あんなんで!?
宇多丸:だから子供だったんだよ!

TBS RADIO ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

 
 
 チャーリーズ・エンジェルやREDと、古いボンド映画を、同じくくりに僕は考えていたけど、ひょっとして違うのかな。カジノ・ロワイヤルと、ゴールドフィンガーしか見たことがないので、まだ魅力がわかんない。もう少し他のボンドも今後みていく。
 
 
 
 さっき、昔の日本映画の観光要素みたい、と言ったのは、菅原文太主演のコメディ・シリーズ第一作「トラック野郎・御意見無用」のこと。ちょうど同時期にみた。
 
 愛川欽也ってすごく良いなあ。愛嬌がある。声が面白いし。愛川欽也の吹替が印象的だった、「お熱いのがお好き」を思い出す。愛川欽也って、お熱いのがお好きの吹替の時もそうだけど、内面の魅力が溢れているせいで、女性が集まっていたり結婚して大家族を形成していたりしても、ぜんぜん違和感がなく、「ああ、そうなんだな」と素直に実感できるのが、俳優として替えがきかない個性だったんだなと思う。
 
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 なんか精力が強そう。身体がたくましいからなのか。そのあたりは若い頃の西田敏行と似てる(釣りバカと敦煌)。
 
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 菅原文太の声ってすごく渋くて格好いいんだな。知らなかった。大塚明夫と声質が似ていると思う。ただ、姿勢が悪い演技をしているせいか、後ろ姿はちょっとおじいさんっぽい。
 
 モナリザお京役の夏純子さんはとても美人でまぶしい。夏純子さんとても良い。
 
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