読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

知らないことを調べるブログ

映画の分からないところを調べてまとめる場所にしていきます。

自分を構成する他者3人

日記

 寝る前に思いついちゃったことメモ。
 
 
 
明石家さんまのエピソード。ふと思い出す。数年前に終了したラジオ番組「アンタッチャブルのシカゴマンゴ」で、アンタッチャブルの柴田が紹介してた。
 
 柴田がゴルフ場でさんまと偶然出会う。柴田が声をかける。面白い空気をさんまがものすごい勢いで作り、場の盛り上がりが頂点に達したところで「それじゃ」と言って去っていった。テレビみたいだった。というエピソード。
 
 トークの終わらせ方の話。好き。僕もそんなふうになりたいな、と憧れている期間がそういえば長い。「この楽しい感じがずっと続けばよいなあ」と感じるところで終わらせる。すっきりして好き。
 
 
 
・ちょっと前に、「東京ポッド許可局」というラジオ番組で「自分を構成する他者3人」という話をしていた。要するに、1人では、コピーなのかという話になってしまう。3人挙げると、語り手と3人との共通項から見えてくるものがある。という話だった。
 
 そのとき、僕も3人考えて、今また考えたんだけど、同じだった。「スペースコロニー」というテキストサイト管理人のエスパーさんと、映画評論家の高橋ヨシキさんと、糸井重里さん。
 
 
 出会いの順だと糸井重里さんが最初。マリオワールドの攻略本と、マリオペイントの攻略本。ともにAPEという、糸井重里さんの会社が出版したやつ。どちらもうちの本棚に大事にとってある。
 
 マリオワールドの攻略本には――と書き始めるために本棚を探したら、無かった。えっ。捨てたっけ・・・引っ越しのとき僕が捨てたのか。マリオペイントのほうだけあればいいかとでも思ったのか。愚かな・・・もう頭が冷めて、文章を書き進める気がなくなっちゃったけど、もやもやするので書く
 
 マリオワールドの攻略本には、各ステージごとに、実写風景のイメージ写真がたくさん載っている。森のステージの写真が好きだったな、と覚えてる。まるでそこに自分がいるかのよう。最後のステージを終えたところに、日の出前の写真とともに、「がんばれマリオ、夜明けは近い」って書かれてる。なんだろうこの言葉は。頭にこびりついている。。。
 
 僕の何かを刺激する言葉なのだろう。マリオを応援しているのが自分なのか糸井さんなのか、それとも、応援されているのは自分で、今ぼくはマリオワールドの世界の中でスタッフもびっくりコースを歩き進んでいるのか、なんか現実が姿を歪ませて、うつろになる感じがとても楽しい。あの攻略本は子どもにとってやばい
 
 ビジュアル面でおおいに影響を受けた点では、マリオペイントの攻略本のほうがやばい。この絵はいったい?
 
f:id:Hokanoko:20151227230443j:plain
  
f:id:Hokanoko:20151227230459j:plain
 
 僕の記憶の深層へ潜っていったら、たぶんこの絵が壁にこびりついてるか空中を漂ってる。どうしても意味付けができない。たぶん、美しさの原型(イデア)みたいなそういうのが、僕にとっては、このへんの糸井重里さんから子供時代に刷り込まれた何かなんだと思う。
 
 
 愛してしまった対象を熱っぽく語っているようすが、見るのもやるのも僕は好き。それは、テキストサイトスペースコロニー」のエスパーさんがとても魅力的に、それをやってるから。僕もこんなふうになりたいなあ、とつよくつよく憧れてる。
 
 エスパーさんの書く小話は、常識や物理法則がちょっと現実と違うSFが多い。よくそんな設定思いついたなというアイデアマン。「ダンジョン飯」の九井諒子さんとか、WEBやぎの目林雄司さんみたいに、常人よりも鮮やかな視点を持っているなあと思う。
 
 妄想をかき混ぜる楽しみを、マリオワールドの攻略本で覚えた僕にとって、エスパーさんの文章はとても助けになった。他人の妄想を取り込むのはとても気持ち良い。なにより、ドラクエ3の二次創作で愛情の妄想劇をやってくれるのがとても都合が良かった。僕もよく知っている世界なので。
 
 
 で、「子供っぽく楽しむこと」と「迷うこと」と「理知的であること」は共存できると教えてくれたのが、映画評論家の高橋ヨシキさん。本人がそう言ったのではなくて、高橋ヨシキさんを観察していて、僕がそう感じただけ。というか、僕にとっても、この3つのうちひとつでも欠けてしまうと、僕の美意識は崩れるな。と気づいた。
 
 モーリー・ロバートソンさんとの対談で、高橋ヨシキさんが、「あれすんなこれすんなと背反することを言われ続けて、矛盾を抱えて頭がおかしくなっているのが現代人の特徴なので」と言っていた。
 
 高橋ヨシキさんは、「迷うこと」をわりと表面に出してくれる。好き。考えをまとめている最中で、きっと悩み続けているんだなと、話を聞いていて感じることが多い。考えが柔軟で、常に自分自身をアップデートすることに積極的なんだなと思う。
 
 
 
 僕が数年前に、ウミガメのスープ界隈で知り合って仲良くなったMさん。Mさんと少し話して、すごくエスパーさんの感じがした。より正確に言うと、Mさんは、エスパーさんに憧れる僕を、ステータスを上方修正して、レベルをはるかに上げて作った、僕のドッペルゲンガーみたいだと思った。つまり、僕のなりたい人格だった。似ているが、追いつけない。わかりやすくいえば映画「ファイト・クラブ」のタイラー・ダーデン
 
 Mさんとの出会いはほんと衝撃。天才っているんだと思った。Mさんが言ってくれた「あなたは、キラキラしていてすごく良いです」って褒め言葉は、いまだに支えになってる。心の支えを明らかにするのは恥ずかしいな。でも、誰かから誠意のこめられた評価をもらう体験は、とても愛おしいものだった。今もキラキラできているかどうか不安になるけど、少なくともかつてそうだったのだ、と思うと、ずいぶん気が楽になる。
 
 高橋ヨシキさんからは立ち振舞を学んでる。
 
 糸井さんについては、幼少期に頭にインプリントされているので、たぶん一生残る。